仏具を長持ちさせるためのお手入れ
仏具を長持ちさせるためのお手入れ
仏具は年末の大掃除にまとめてお手入れをするよりは、普段からこまめにきれいにしておく方が見た目も清潔感があってきれいですし、仏具そのものも長持ちします。
金属製の仏具の場合、真鍮製であることが多いです。
特にリンは真鍮が素材としてよく用いられています。
お手入れの際には布などの乾拭きで十分ですが、磨く場合はお酢や研磨剤を使ってきれいにしていくことになります。
クエン酸パウダーや賛成洗剤も代用できます。
真鍮製は劣化しやすいので、磨きや乾拭きが必要かよくチェックしておきましょう。
真鍮製のリンでも、表面がコーティングされているものの場合は研磨剤は使えないので注意しましょう。
どの金属が素材として使われているか分からない場合は、お店に問い合わせておくと安心ですね。
ガラス製や陶器でできている仏具の場合は、磨きは不要なので水拭きで清潔にしておけば十分です。
汚れが目立つ場合は洗濯用洗剤を使えば、きれいに汚れが落ちますよ。
経年劣化により仏具が傷んだら出来るだけ早く修理をした方が良い
経年劣化により仏具が衰えてきたら専門の会社に修理に出す必要がありますが、それでも直らない場合、修理に出しても状態が改善しない時には買い替えを検討する必要があります。
大切に置いていた仏具の役割を終えたと考えるのも一つの方法でこれから新しいものに代えると言うのも良いのですし、最近では安く販売しているところもあるので気軽に購入することができます。
ただどうしても今ある仏具を置いておきたいと考えている場合には方法はないわけではなく、専門的な知識を持った腕の良い技師がいるお店に行って直してもらうと言うのも一つの方法です。
その場合にはある程度お金がかかることは覚悟しなければなりませんし修理法も聞かなければならないので大変ですが、それだけ愛着があれば引き受けてくれる可能性が高いです。
しかし本当にその仏具を直すことができる腕のある人がどうかわからない部分もあるので、色々と情報を集めて信用できる人に任せるようにした方が良いです。